車リセールバリューのまとめ

ミニバンのリセールバリューランキング

今もっともリセールバリューが高いタイプの車。それがミニバンです。

新車で購入して最初の車検(3年目)までに、新車価格の70%前後の価値が残っていれば、かなり優秀なリセールバリューといえます。

しかしミニバンの場合、残価率70%どころか100%という車種も存在するから驚きです。

つまり、新車を購入して3年間乗っても買った時と同等の買取価格で売れるので、3年間無料(維持費等は含めず)で高級ミニバンに乗れてしまうということです。

ただし、リセールバリューは車種によって大きな差があります。

さらに、同じ車種でもグレードが違うだけで残価率が30%~40%も違うことにも注意が必要です。

ミニバンはリセールバリューが高いモデルと低いモデルの差がとくに大きい車です。

だからこそ、この違いを知っておくだけで、高く売ってお得に買い替えをしたり、中古車を格安で買うことができます。

ここでは、ミニバンのリセールバリューランキング、ミニバンを高く売って安く買うためのお得な情報についてご紹介します。

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ミニバンのリセールバリューランキング

トヨタ・ヴォクシー

新車・中古車市場で人気のミニバンは、どのモデルも平均的に高いリセールバリューとなっています。

その中でもとくに残価率が高いグレードをピックアップしてランキングしました。

ミニバンのリセールバリューランキング【2018年版】

ランキングメーカー・モデルグレード残価率
1位トヨタ・ヴェルファイア2.5Z Gエディション95%
2位トヨタ・アルファード2.5S Cパッケージ93%
3位トヨタ・ヴォクシーZS 煌82%
4位トヨタ・ノアSi80%
5位トヨタ・エスクァイアGi75%
6位トヨタ・シエンタハイブリッドG75%
7位ホンダ・ステップワゴンスパーダ・クールスピリット68%
8位トヨタ・エスティマアエラス プレミアムED68%
9位日産・セレナハイウェイスター Vセレクション セーフティ65%
10位ホンダ・フリードG プレミアムエディション64%

ここ数年間で圧倒的ナンバーワンを記録し続けるのがトヨタのアルファードとヴェルファイアです。

新車と同等もしくはそれ以上で売れるため、2~3年ごとに新車に買い替えるというユーザーが多いのも『アルヴェル』の特徴といえます。

残価率(買取相場)が高い理由はおもに海外からの需要です。

海外輸出することで大きな利益が期待できるため、上記のランキングで5位以上のミニバンは買取専門店がもっとも高価買取を強化している車種です。

ランキングではトヨタ車が上位10台中7台と他メーカを圧倒しています。

新車が高いといわれますが、売るときのことを考えるとトヨタのミニバンが一番お得ということがわかります。

 

ミニバンをお得に買い替えるコツ

トヨタ・ノア

ミニバンは新車で買うか中古車で買うか、どのグレードを選ぶか、いつ売るのかでリセールバリューは大きく変わります。

ミニバンの買い替えをお得にする3つのコツをまとめました。

トヨタのミニバンは新車で買う!

3年落ち3万キロ前後での残価率が80%以上の車種はほぼ100%海外向けに輸出されています。

とくに人気が高いのがトヨタのミニバンです。

アルファードとヴェルファイアを筆頭に、ヴォクシーやノアなどミドルサイズのミニバンも非常に高いリセールバリューとなっています。

これらの車種は2~3年ごとに新車に買い替えるのが一番お得な方法です。

一方で年式が古くなると価値が落ちやすくなるため、長く乗り続けると海外輸出の特需メリットを活かせなくなります。

ガソリンとハイブリッドとっちがいい?

5年以内での買い替えを考えるならガソリン、乗り潰すならハイブリッドがオススメです。

新車価格の高さや、海外需要が少ない(車種によります)ことから、どの車種もガソリン車のリセールバリューが高いのが現状です。

燃費が良いとは言え3年や5年で埋まる価格差ではないため、走行距離が極端に多い、10年以上乗り続ける、こんな人以外はガソリンを選ぶのが賢明です。

ミニバンの中古車を安く買うなら

トヨタのミニバンはリセールバリューが高すぎるため、新車で購入するほうがお得なケースが多い車です。

一方で値下がりが大きい日産、ホンダのミニバンを購入を検討しているなら中古車が狙い目です。

新車の値引き額が大きい、海外からの需要が少ないなどで、とくに新車から2~3年落ちの中古車の値下がり額が非常に大きいからです。

また、中古車を検討するなら値下がりの大きいハイブリッド車もオススメです。

 

中古車が格安で買えるミニバンは?

ホンダ・ステップワゴン

ミニバンは中古車の人気も非常に高いため、中古車で買おうとすると価格が高いという問題点があります。

しかし、年式やグレードなどの条件を少し変えるだけで、格安で買えるミニバンもあります。

まだ新しいのに値下がりしすぎている車種のランキングです。

中古車が安いミニバンランキング【2018年版】

ランキングメーカー・モデル狙い目のグレードなど
1位ホンダ・ジェイドハイブリッド(RS除く)
2位トヨタ・エスティマX
3位トヨタ・シエンタ旧型
4位日産・セレナ旧型・ハイブリッド
5位ホンダ・ステップワゴン旧型

上記で紹介したミニバンは3年落ち3万キロ時点での残価率が50%~60%前後と、リセールバリューが高い他のモデルと比較して価値の下落が大きめです。

つまり中古車だととても安く買えるミニバンです。

またこれらの車種の共通点は、すでに価値が下がり切っているため、その後の価値の下落が緩やかなことです。

つまり、安く買っても高くれるために損が少ない車種でもあるのです。

しかし、人気のミニバンはすぐに売れてしまうため、中古車販売店の価格設定は割高になっています。

上記で紹介した車種は一部ですが、業者オークションには格安で取引されているミニバンがまだまだあります。

もし掘り出し物のミニバンを見つけるには、まだ市場に出てきていない非公開車両から探す方法がオススメです。

 

【まとめ】ミニバンはどれを買っても高価買取!

SUVや軽自動車などボディタイプは様々ですが、その中でも今一番高く売れるのがミニバンです。

トヨタ・上位グレード・ガソリン車の組み合わせなら、どの車種でも高価買取が期待できます。

とくにここ数年間は海外からの特需で買取価格が非常に高い状態が続いています。

400万円以上もする高級車がなぜか沢山売れているのは、つまり高級車を買うほうがお得だからということでもあります。

例えば、ノアかアルファードを買うなら、売るときのことまで考えると、リセールバリューが高いアルファードを買った方が断然お得になってしまうのです。

また、値下がりしやすいミニバンは、中古車が安く買えて、また値下がりもしにくいので高く売れるというメリットがあります。

ぜひネットの中古車探しサービスや一括査定サイトを活用して、ミニバンをお得に買い替えましょう!

 

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