自動車をきちんと登録し、車検もちゃんと受けているという証として車につけられるナンバープレートは通常外すことはありません。
しかし、車をいじったりするときに邪魔になって外してしまったり、事故などでナンバーがボコボコになって原形をとどめない状態になったりするということも可能性としてはあります。
最近ではナンバープレートだけの盗難事件も多発しており、意外とナンバープレートがなくなることもあるようです。
ナンバープレートのない車は公道を走っていけません。
ならばナンバープレートをなくしてしまったり、壊してしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。
まずナンバープレートをなくしまった場合には、なくしてしまったものと同じナンバープレートは再発行されず、ナンバーを変更するという手続きを行うことになります。
その際、再発行手続きを行う前にまず警察へ行って盗まれた場合は盗難届、なくしてしまった場合は紛失届を出さなければなりません。
ナンバープレートを汚してしまったり、ボコボコにしてしまった場合は同じナンバーでの再発行となります。
ただし、そのナンバープレートからすべての文字がはっきりと読み取れる状態でなければいけません。
どちらの場合でも必要書類と車検証、手数料数百円などを持って、陸運支局に行って手続きをしなければいけません。
必要書類は陸運支局で売っている専用申請書と理由書、場合によっては自動車税申告書が必要となります。
あと認印も必要なので忘れないようにしましょう。
新しいナンバープレートはだいたい3~5日後に発効されるのでもう一度行くことになります。
その時、後ろのナンバープレートも付け替える場合は、金属製の封印を付けなければなりませんので車自体も持っていく必要があります。
ナンバーの手続きも面倒くさいように思えますが、意外と簡単な手続きなので、業者などに頼まないで自分でやってみましょう。