2017年のマイナーチェンジによって、デザインや安全装備が大幅に改良された『ダイハツ・ハイゼットカーゴ』。
仕事はもちろん趣味にも使える軽商用バンして、国内の中古車市場で根強い人気があるモデルです。
ただし、売るときのデメリットが1つだけあります。
それは、海外よりも国内市場がメインの軽バンのため、走行距離が多いと買取相場も大幅に下落することです。
一方で荷物を運ぶことが目的のバンのため、内外装が汚くても、修復歴があっても、価値が変わらず高く売れるというメリットもあります。
しかし、上記のメリットを知らないばかりに、価値があるのに廃車にしたり、ディーラーに安く下取りされてしまっているのです。
もしハイゼット カーゴを高く売りたいなら、まずはリアルタイムの買取相場を調べて本当の価値を知っておくこと。
その上で複数の買取業者で査定してもらうのが高価買取の一番の近道です。
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ハイゼットカーゴの買取価格相場
2024年6月時点の『ダイハツ・ハイゼットカーゴ』の買取価格相場一覧表です。
買取相場はつねに変動しているため、あくまで参考価格となります。
リアルタイムの買取相場を知りたいかたはこちらをご活用下さい。
ハイゼットカーゴの買取価格相場表【1年落ち~15年落ち】
過去3ヵ月の買取価格相場(走行距離10万キロ以下、修復歴なし)
年式 | 買取相場 |
---|---|
平成30年式 | 55万円~119万円 |
平成29年式 | 40万円~115万円 |
平成28年式 | 33万円~88万円 |
平成27年式 | 19万円~98万円 |
平成26年式 | 17万円~79万円 |
平成25年式 | 14万円~69万円 |
平成24年式 | 11万円~68万円 |
平成23年式 | 11万円~57万円 |
平成22年式 | 9万円~55万円 |
平成21年式 | 6万円~47万円 |
平成20年式 | 6万円~43万円 |
平成19年式 | 4万円~35万円 |
平成18年式 | 3万円~40万円 |
平成17年式 | 3万円~35万円 |
平成16年式 | 1万円~17万円 |
ハイゼットカーゴの買取相場の傾向
『ハイゼットカーゴ』は国内の中古車市場がメインの軽バン。
したがって、走行距離や車両状態によって、査定額に大きな差があるのが特徴です。
2017年(平成29年)11月より現行の後期型へマイナーチェンジ。
その影響もあってか、3年落ちの残価率は50%と買取相場は大幅に下落をしています。
ただし、直近のモデルチェンジ予定はないため、モデルチェンジによる値下がりは気にしなくて大丈夫です。
4年落ち以降は年平均5%前後の値下がり率と買取相場に大きな変化はなし。
今後の維持費と現在の価値(査定額)を比べてみて、車検のタイミングなどで買い替えを検討するのもいいでしょう。
『クルーズターボ』は10年落ちでも査定額30万円前後。
さらに、5万キロ以下であれば40万円前後の高価買取も可能です。
10年落ちは以降は買取不可(査定額0円)となるケースも多くなってくると思います。
しかし、15年落ちの旧型(S200/210型)でも、低走行車(走行距離5万キロ以下)は査定額10万円以上の可能性があります。
10代目(S320V/S330V)の過走行車、9代目(S200V/S210V)の低走行車は、それぞれ5万円~25万円の高価買取が可能です。
どんな状態でも「買取価格はつかない」とあきらめず査定をしてみましょう。
ポイント
- 新車登録から3年で買取相場が大幅に下落。
- しかし4年落ち以降の値下がりは少ない。
- 10年落ちの『クルーズターボ』は30万円以上の高価買取に期待。
- 15年落ちの旧型でも10万円以上で売れる可能性あり
ハイゼットカーゴの廃車買取価格相場
仕事で使ってボロボロだからと廃車にしようとしていませんか?
ディーラーの下取り査定で0円だったと諦めていませんか?
商用バンが乗用車と違うのは、10万キロ、15万キロ走っていようが、見た目がボロボロだろうが高く売れることです。
ハイゼットカーゴの過走行車の買取価格
【過走行車】10年落ち・走行10万キロ以上(修復歴あり含む)
年式 | グレード | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
平成21年 | スペシャルクリーン | 10.9万km | 20万円 |
平成17年 | クルーズ 4WD | 12.5万km | 17万円 |
平成19年 | デラックス 4WD | 12.8万km | 15万円 |
平成20年 | クルーズターボ | 16.0万km | 14万円 |
平成18年 | クルーズ | 14.9万km | 9万円 |
10年落ちでも走行15万キロ以下なら査定額10万円以上。
【15年落ち・走行15万キロ】が買取か廃車かの目安になりそうです。
いずれにしても、低年式の過走行車は査定額に幅があるのが特徴です。
買取業者で査定をしてみてから廃車を検討してもいいと思います。
ハイゼットカーゴの事故車買取価格
ハイゼットカーゴの事故現状車の買取相場は0万円~34万円。
走行10万キロ以下であれば10万円前後で買い取りされている事例も。
しかし走行15万キロ以上になると5万円以上で売るのは難しそうです。
【事故車】全年式の事故現状車(事故車・故障車・不動車など)
ハイゼットカーゴのリセールバリュー
ハイゼットカーゴはどのタイミングが高く売れるのでしょうか。
それは経過年数ごとの残価率(新車価格÷買取価格)を見れば大体の傾向がつかめます。
また中古車をお得に買い替えたい場合にも目安になるのでぜひ参考にしてくださいね。
ハイゼットカーゴの残価率【1年落ち~10年落ち】
経過年数 | 残価率 |
---|---|
1年落ち | 72% |
2年落ち | 64% |
3年落ち | 51% |
4年落ち | 50% |
5年落ち | 41% |
6年落ち | 36% |
7年落ち | 34% |
8年落ち | 30% |
9年落ち | 28% |
10年落ち | 21% |
リセールバリュー(3年落ち・3万キロ前後)が高いグレードは『デラックス』と『スペシャル』の4WDで残価率60%前後。
グレードや駆動方式(2WD or 4WD)により、残価率にバラつきがある(45%~60%)ので注意が必要です。
5年落ちまでの比較的新しい年式では『クルーズターボ』『クルーズ』『デラックス』の買取価格が高い傾向があります。
しかし、年式が古くなるほど『スペシャル』や『スペシャルクリーン』の残価率が上回るケースもあります。
ハイゼットカーゴは新車登録からの3年で大きく値下がりするものの、それ以降は買取相場の下落が少ないという特長があります。
そう考えると、高く売るかはもちろん、安く買うかも大きなポイントになってきます。
新古車・未使用車を購入して長く乗る、または3年落ちの中古車を安く購入するのがお得な方法と言えそうですね。
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ハイゼットカーゴを高価買取してもらう方法
ハイゼットカーゴを高く売るポイント
- グレードや走行距離によって買取価格に大きな差がある
- 買取店、中古車販売店、輸出業者など複数の買取業者で査定してもらう
- 売る前に本当の価値(買取相場)を知って買い叩かれないようにする
ハイゼット カーゴは、グレード、駆動方式、ミッションの違いよって、買取価格にかなりバラツキがあります。
買取業者によって買取価格に大きな差額が発生する可能性の高い軽自動車でもあるのです。
したがって、買取店から輸出業者まで3~5社程度、幅広く査定をしてもらうのが高価買取のコツです。
また、軽トラや軽バンなどの商用車は使い倒しても高く売れることが最大のメリットです。
買取業者と比較しないで下取りに出したり廃車にすると損をします。
まずは一括査定でハイゼット カーゴの今現在の価値を見てから検討するのがオススメです。
今すぐ買取相場を知りたいなら
「買取業者をじっくり選んで最高額で売りたい」
それなら“それぞれに強みを持った複数の買取業者で査定をしてもらう”のがオススメです。
カーセンサーの一括査定は最大30社の大手買取専門店、中古車販売店、輸出業者が競争入札!
国産車から輸入車、軽自動車まで、どんな車種でも廃車や事故車でも高価買取が期待できるのが強みです。
買取業者を選べばしつこい営業電話もないので、買取相場を知りたいかたも気軽にご利用いただけます。