トヨタの高級車ブランド「レクサス」は、どのモデルも高く売れるリセールバリューの高いブランドです。
レクサスのライバルであるベンツやBMWなどの高級輸入車は、価格が割高、維持費がかかる、故障しやすく修理代が高額など、ネガティブなイメージが強く中古車になると人気が大幅に下落します。
しかしレクサスは、トヨタという国産メーカーとしての信頼性と、海外の高級車に引けを取らない走行性能を兼ね備えており、他メーカーの高級車や輸入車と比較して非常に高いリセールバリューになっています。
全ラインアップ中、どのモデルも残価率50%前後以上となっており、2022年現在で極端に残価率が低いモデルやグレードは見当たりません。
特に世界的な流行となっているSUVやクロカン系は、海外人気の影響が大きく残価率が80%以上になっているモデルもあります。
輸入車や高級車は「買うときは高くて売るときは安い」というイメージがありますが、レクサスは「買うとき安くて売るとき高い」ため大変コストパフォーマンスが高いブランドだとといえます。
レクサスのリセールバリューランキング
Aランク「LX」「RX」「NX」
残価率60%以上。海外からの需要によってリセールバリューが高くなっているのがSUV系の車種。LXとNXはベースとなっているランドクルーザー、ハリアーとともに海外輸出の人気車種になっています。
Bランク「LS」「IS」
残価率50~60%。高級セダンとしてはかなり優秀な残価率だと言えるでしょう。年式や走行距離の経過で大幅に下落する傾向がありますので、売却するタイミングは重要です。
Cランク「GS」「CT」「HS」
残価率50%前後。高級車としてのリセールバリューは決して悪くはありませんが、過去3年間にモデルチェンジがあったことも影響し、残価率は少し低めになっています。
リセールバリューを高くする5つのポイント
メーカーオプションは「サンルーフ」
オプション価格以上の評価になりやすいのがサンルーフ。特に海外向け(Aランク)の車種はサンルーフがほぼ必須条件です。サンルーフ不装着車は輸出需要から外れ、国内相場だと買取価格は20~30万円安くなります。
ボディカラーは「白か黒」
どの車種も白と黒が高く、それ以外の色は基本的にマイナス査定。色だけで数十万も買取価格が違います。こだわりがなければ白(パール系)か黒を選択。
グレードは「Fスポーツ」
レクサス全車種で「Fスポーツ」が一番人気のグレードです。下位グレードのリセールバリューは低め。予算を上げて「Fスポーツ」を選んだ人が結果的に得をしています。
エンジンはハイブリッドより「ガソリン」
ハイブリッドは本体価格が高い上に残価率も低く、中古車ではガソリン車の人気が高いです。またエンジンの排気量も、より小さいグレードに人気が集まっています。
駆動方式は4WDよりも「2WD」
リセールバリューが高いのは2WD(LXは4WDのみ)。本体価格も燃費も維持費も2WDのほうが安く、SUVとはいえ街乗り中心のユーザーが大多数のようです。
レクサスの価値が大幅に下がるリスク
リセールバリューは本体価格が高い車種ほど影響を受けやすく、同じ残価率でも本体価格が高ければ高いほど、減価する金額が大きくなるので注意が必要です。
また価格の高い車種ほどモデルチェンジなどの外部要因に対する影響が大きく、数日の違いで買取価格が大幅に下落するリスクも高くなります。
レクサスの場合は海外向けモデルのリセールバリューが非常に高くなっていますが、為替の変動や輸出国による規制の変更など、現在の状況が今後も永久に続く保証はありません。
定期的に買取相場を把握しておき、最適なタイミングでの売却に備えておきましょう。
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