車検にかかる費用の大半が税金など支払い義務がある法定費用となっているので、どこで車検をこなっても大体どのくらいの費用がかかるかを想定することができます。
まずは検査手数料ですが、軽自動車は1,400円、5ナンバーの小型乗用車は1,700円、3ナンバーの普通乗用車は1,800円と割と安価です。
次に自動車重量税、これは車検証に記載されている車両重量によってまちまちなものになり、更にエコカー減税などの減税措置や初めて登録した時からの年数になどによってもいろいろなパターンがあります。
たとえば5年前に新車で購入し、減税適用外で1.5トンの車であれば24,600円になりますし、昨年買ったエコカー減税の免税対象車であれば、無料ということになります。
それから自賠責保険料ですが、こちらは一般的に乗用車といわれる車であればみな同じで、24か月契約で軽自動車が26,370円、登録車で27,840円となります。
これらから計算すると一番安いもので約3万円、高いもので8万円ぐらいで済みます。
たとえば、エコカー減税対象の軽自動車であれば、検査費用が1,400円、重量税が0円、自賠責が26,370円で合計27,770円。
1.5トン以下の1300ccクラスの車であれば検査費用1,700円、重量税が24,600円、自賠責が27,840円で合計54,140円。
2トン越えの大型ミニバンであれば、検査費用1,800円、重量税が41,000円、自賠責が27,840円で70,640円となります。
実際にはこの金額に更に検査整備費や代行費用などが掛かることになるので、プラス3万円から5万円程度の上乗せをしたものが車検の時にかかる費用ということになります。