軽自動車のまとめ 軽自動車を安く買う

軽自動車の保険料相場はいくら?車両保険を安くする方法

自賠責保険証明書

軽自動車は維持費が安いことがメリットですが、維持費の中でも大きな割合を占めるのが自動車保険です。

自動車保険は『自賠責保険』と『任意保険』の2種類。

自賠責保険は「対人事故」のみの補償となり、自賠責保険ではカバーし切れない対人・対物事故や車両の損害を補償するのが任意保険です。

自賠責保険は補償の支払い限度額にも上限があるため、現実的には任意保険の加入は必須といって良いでしょう。

自賠責保険は強制加入となり年間保険料は12,000円前後(車検時に2年または3年分の保険料を支払います。)

一方任意保険料は、年齢や等級、補償内容や保険会社よって、安くて1万円台から15万円以上と保険料に大きな幅があります。

軽自動車の自動車保険は安いといわれていますが、条件によっては保険料が高額になることもあるのです。

ここでは、軽自動車の保険料の相場はいくらなのか、そしてなぜ保険料が高くなるのか、保険料を安くするにはどうしたら良いのかについてご紹介したいと思います。

自動車保険料をシミュレーションしてみる

※車検証をご用意ください。

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軽自動車の保険料相場

軽自動車の保険料相場

ここで補償条件・内容が全く同じ場合の、普通車と軽自動車の年間保険料を比較してみましょう。

保険料の比較条件

【保険会社】三井ダイレクト損保
【条件】ノンフリート等級:10等級、補償条件:26歳以上・本人限定、免許:ブルー、事故有係数適用期間:0年、年間走行距離:10,000km、使用目的:日常・レジャー
【補償内容】対人・対物補償:無制限、搭乗者傷害1,000万円、人身傷害(一般):3,000万円
【車両保険】一般タイプ・免責金額0-10万円

普通車と軽自動車の保険料の比較

車種区分年間保険料
トヨタ・ヴェルファイア普通車28,050円
ホンダ・N-BOX軽自動車26,320円
保険料の差額1,730円

新車価格で倍以上の差がある2車種を比較してみましたが、年間の自動車保険料には1,730円の差しかありません。

400万円以上する高級車も100万円以下の軽自動車も、じつは車両保険を付帯しなければ保険料はほとんど変わらないのです。

それは補償内容よりも車両保険の有無による影響の方が大きいためです。

車両保険を付帯した場合の保険料

車種区分保険金額年間保険料
トヨタ・ヴェルファイア普通車465万円86,890円
ホンダ・N-BOX軽自動車160万円52,440円
保険料の差額34,450円

車両保険を付帯するだけで保険料の差は34,450円と一気に大きくなり、軽自動車の保険料が安くなる最大の理由は“車両保険”であることがわかります。

ではなぜここまで保険料に差が出るのか、それは軽自動車には型式別料率クラスがないからです。

 

型式別料率クラスとは

型式別料率クラス(車両料率クラス)』は年齢条件や等級と同じく、自動車保険の保険料を決める1つの要素になっています。

車種(型式)別の保険金支払いリスクを、以下の4項目に区分しそれぞれ“1~9段階で評価”しています。

  • 対人賠償
  • 対物賠償
  • 傷害保険(人身傷害・搭乗者傷害)
  • 車両保険

型式別料率クラスは、事故率や盗難率、賠償額や保険金の支払い実績によって毎年見直されており、リスクが高い車種ほど数字が大きく保険料も高くなります。

例えば、ヴィッツやフィットなどのコンパクトカーの車両料率クラスは低いですが、ランドクルーザーやGT-Rなどの高級車やスポーツカーは高くなっています。

しかし軽自動車には型式別料率クラスが適用されていません。

そのため保険会社が同じであれば、車種が違っていても軽自動車であれば保険料は同じになります。

軽自動車は車両価格が安く、事故や盗難で大きな賠償が発生するリスクが低いため、車両保険を付帯してもそれほど高い保険料にはならないのです。

 

車両保険に加入する必要はあるのか?

軽自動車の車両保険

軽自動車の車両保険は安いといっても、数万円の負担増になるため「車両保険に加入したほうが良いのか」悩む人も多いかと思います。

しかし結論から言うと、軽自動車でも車両保険は加入するべきです。

軽自動車とはいえ200万円オーバーする車種もあります。盗難にあう可能性も0ではありませんし、修理代も車両価格に関係なく程度によっては大きな支払額になります。

軽自動車はリセールバリューも高いため、少しの金額負担で数十万円~百数十万円の資産が守られると考えれば安いものでしょう。

また、車両保険の補償額は年々減っていき、それに合わせて支払う保険料も安くなるので、年数(年式)の経過とともに負担額は少なくなっていきます。

メインカーとして通勤・通学で毎日乗るかたはもちろん、年式が古くなった軽自動車、安く購入した中古車でも、トラブルがあった際に困るならば加入しておきましょう。

軽自動車の車両保険を安くする方法

保険料は補償内容を手厚くするれば高くなり、手薄にすれば安くすることができますが、必要な補償や特約を外してしまっては意味がありません。

補償内容はそのままで保険料を安くするには、車両保険の“タイプ”と“免責額”を変更する方法がオススメです。

例えばこんな感じ

  • 車両保険のタイプを変更する:『一般型』⇒『エコノミー型』
  • 免責額を高く設定する:『0-10万円』⇒『10-10万円』

車両保険の『エコノミー(限定)型(車対車+A』は当て逃げや自損事故は補償の対象外ですが、相手が特定できる事故や盗難・イタズラなどは補償対象です。

また、保険を使うと等級が下がり翌年度から保険料高くなります。

免責額は金額設定を高くするほど保険料が安くなる仕組みです。

「少額の修理代なら自分で払える」という人は免責額を高く設定することで、保険料を安くすることができます。

 

【まとめ】軽自動車の保険を安くする方法

しかし何といっても一番大きいのは代理店型と通販型保険の保険料の差です。

何かあったときに代理店に相談できる安心感はありますが、自動車保険の補償内容は全く同じで、代理店だから補償が手厚いわけではありません。

今まで保険を使ってこなかった人にとっては、毎年保険料を数万円高く払っているだけということになります。

私が乗っている軽自動車の保険料は代理店型で48,600円でしたが、通販型に乗り換えると26,640円。その差は21,960円と半額近く安くすることができました。

もし代理店に入っていて保険料が少し高いと感じる方は、一度見積もりを取って比較してみることオススメします。

ネットの一括見積なら複数の保険会社が一度に比較可能で、ネット上で補償内容の詳細なシミュレーションができるので便利です。

 

【必見】自動車保険を安くするたった1つの方法

軽自動車の自動車保険料を安くする一番カンタンな方法

それは“複数の自動車保険を比較する”こと。

自動車保険の一括見積もりなら、たった3分の入力で複数の自動車保険会社へ見積もり依頼ができます。

補償内容はそのままに保険会社を変えるだけで「保険料が5万円以上安くなった!」人も。

まずはネットで自動車保険のシミュレーションしてみましょう。

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※車検証をご用意ください。

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