BMW 5シリーズの買取価格相場【2022年版】

『BMW 5シリーズ』はメルセデス・ベンツ Eクラスと並び、Eセグメント高級車を代表するモデルです。

2017年には新型5シリーズ（G30）へとフルモデルチェンジされました。

「いま買い替えるべき」なのかそれとも「もう少し待ったほうが良い」のか、悩んでいるかたも多いのではないでしょうか。

しかし、注意しなければならないのは、5シリーズは3シリーズと同様にモデルチェンジによる買取価格の影響が大きいモデルということです。

売るタイミングや売却先を間違えると大きな損をしてしまいます。

ここでは、買取価格相場の傾向から見えた“5シリーズを高く売るコツ”について解説いたします。

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BMW 5シリーズの買取価格相場【3～10年落ちの査定額】

2024年6月の『BMW 5シリーズ』の買取価格相場一覧表です。

新車登録から3回の車検（3年・5年・7年）と10年落ちで表示しているので、年式が変わっても大体の買取価格がわかるようになっています。

買取相場はつねに変動しているため、あくまで参考としてご覧ください。

3年落ち・走行3万キロの買取価格

5シリーズの3年落ちは走行距離による査定額の影響が目立ちます。

『523d ツーリング Mスポーツ』と『523i Mスポーツ』では、2万キロと3.5万キロの車両で60万円の価格差があります。

またボディカラーは白が10万円ほどプラス査定になっています。（同じグレードのシルバーとの比較）

5年落ち・走行5万キロの買取価格

『BMW 3シリーズ』と同様に3年落ちから5年落ちまでの2年間の値下がりは小さめ。

一番人気のグレードは『523i Mスポーツ』です。

7年落ち・走行7万キロの買取価格

ワゴン（ツーリング）よりもセダンの買取価格が高くなっています。

5シリーズはワゴンよりセダンのほうが高く売れる傾向があります。

10年落ち・走行10万キロの買取価格

10万キロ超えで査定額が大きく下落するものの、20万キロ以上でも買取価格がついています。

輸入高級車としては珍しく過走行でも査定額が0円にならない特徴があります。

 

BMW 5シリーズのリセールバリュー

BMW 5シリーズのリセールバリューランキング

グレード	残価率
523i Mスポーツ	41%
523dツーリング Mスポーツ	33%
523dツーリング ラグジュアリー	33%
523i ラグジュアリー	33%
アクティブハイブリッド5 ラグジュアリー	32%
アクティブハイブリッド5 Mスポーツ	31%

3年落ち3万キロ時点でもっとも残価率が高いのが『523i Mスポーツ』。

一方で値下がりが大きいのが『アクティブハイブリッド5』です。

ボディタイプでは『ツーリング』よりも『セダン』が高く、『グランツーリスモ』は流通台数が少ないため不明です。

排気量はより小さくスポーティーなグレードに人気が集中しています。

 

【まとめ】BMW 5シリーズを高価買取してもらうコツ

5シリーズは2017年にフルモデルチェンジ（G30/G31）されました。

そのため、旧型以前のモデル（F07/F10/F11やE60/E61）の買取価格は下げ止まっている状態です。

現在は売り買いともにちょうどお得な時期といっても良いでしょう。

また輸入車には珍しく20万キロ以上でも買取価格がついています。

流通台数が多いグレード（523iや523d）の買取相場は比較的安定しています。

しかし、流通台数の少ないグレードは売却先によって買取価格が大きく変化します。

したがって、買取相場を知らないと、安く買い叩かれてしまうので注意が必要です。

必ず複数の買取業者の査定をうけましょう。

『BMW 5シリーズ』は3シリーズと同様に、“どこに売るか”そして“いつ売るか”がカギになります。

買取相場が大きく変動しやすいモデルのため、売却を検討し始めたら必ず査定前に買取相場を知っておきましょう。

また10年落ち10万キロ以上でも査定額は0円になりません。

納得いく査定額がつくまで粘って高価買取を勝ち取ってください。

 

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