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値下がりしやすい外車としない外車の違い【外車を安く買うコツ】

メルセデスベンツ・Gクラス

「外車に乗りたいけど値下がりが心配」と思っていませんか?

たしかに輸入車のほとんどのモデルは新車から3年程度で価値が急激に下がります。

なかには新車で買った“3年後には新車価格の30%以下の価値しか残っていない”なんて悲惨な車種もあるくらいです。

一方で輸入車でも値下がりしない外車があることも事実です。

もし値下がりしやすいことを懸念して外車の購入を迷っているなら、値下がりしにくい外車を選んでみてはいかがでしょうか。

外車はなぜ値下がりしやすいのか、値下がりしない外車を選ぶコツをお話しいたします。

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“値下がりする外車”と“値下がりしない外車”の違い

 

国産車は新車のセールスが好調なモデルは値下がりしにくいというとってもシンプルなものですが、外車はそうとも限りません。

一方で外車は、人気モデルでもすぐに価値が無くなってしまうモデルはありますし、あまり売れていないはずなのに値下がりしないモデルがあるのです。

外車はなぜすぐに値下がりしてしまうのか

詳細は輸入車はなぜ買取価格が安いのかでも書いていますが、車体価格に含まれる新車・中古車ディーラーの利益額が大きいのが最大の理由です。

外車を売るときには“車体の価値”が査定されるわけですから、利益額が大きいぶん買取価格の下がり幅は大きくなります。

また、モデルチェンジの影響による旧型の大幅値引きや、新型への買い替え需要によって、中古車市場に旧型の中古車市場があふれることも値下がりを加速させます。

そして、国産車ではプラスになる、税金が安い、燃費が良い、実用性が高いというポイントが、外車の場合は必ずしも値下がりのしやすさに結びつきません。

どんなに売れている外車でも、人気と中古車としての価値(買取査定額)が一致しないのが外車なのです。

値下がりしない外車の3つの共通点

値下がりしにくい外車には3つの共通点があります。

  • 流行のSUVモデル
  • 限定車などの希少モデル
  • 海外輸出されるモデル

上記について少し詳しく見ていきましょう。

流行のSUVモデル

どの外車メーカーも軒並みクロスオーバーSUVが人気で値下がりもしにくくなっています。

これは国産車にも共通している点で、世界的なSUVの流行が影響しています。

限定車などの希少モデル

台数限定の限定車(限定グレード)は、スタンダードなグレードよりも高い価格で取引されているケースが目立ちます。

とくに、スポーツモデルやSUVなど、好きな人だけが買う趣味に特化しているモデルは、数年経っても新車価格とほとんど変わらないこともあります。

海外輸出されるモデル

国産車はなぜ値下がりしにくいのか。それは海外輸出に支えられてる部分が大きいからです。

そしてあまり知られていませんが、外車の一部のモデルも海外向けに輸出されている中古車があります。

 

値下がりしにくい外車の代表車種

ジープ・ラングラー

超高級スポーツカー(フェラーリ、ランボルギーニなど)

これらのモデルは値下がりどころか、値上がりすることもある、ちょっと別次元の車です。

そのため資産として車を所有するお金持ちに人気があります。

実用で使われることはほぼ無いため、非常に低走行の中古車が、新車と変わらない(新車よりも高い)金額で売られています。

新車台数も限定されているので、買いたくても買えなかったり、納車に時間がかかることから、高額でも中古車に需要があるのです。

クロスカントリーモデル(Gクラス、ラングラー、ディスカバリーなど)

SUVの中でも本格的なクロカン車は別格です。

ベンツ・Gクラスは値下がりしない外車として有名なモデルで、10年落ち10万km走行でも300万円以上の価格がつくモデルです。

ジープのラングラーも根強いファンが多く、今は並行輸入車でしか買えないランドローバー・ディスカバリーの中古車も価格が下げ止まっています。

クロスオーバーSUV(Xシリーズ、マカン、イヴォークなど)

現実的に値下がりしないモデルを狙うなら、もっともオススメなのがクロスオーバーSUVです。

  • BMW・Xシリーズ
  • ジープ・チェロキー
  • ジープ・レネゲード
  • ランドローバー・イヴォーク
  • ポルシェ・マカン

これらのモデルは、排気量が小さめ(燃費が良い)、ボディサイズが大きくない(取り回しが良い)という特徴もあります。

国産車でもトヨタ・ハリアー、レクサス・NX、ホンダ・ヴェゼルが国内・海外ともに人気ですが、小型SUVブームは外車でも同じです。

価格も手頃(外車の中では)で値下がりもしにくいため、現在もっとも具体的に検討しやすいモデルといえます。

値下がりするのはどんな車種?

残念ながら上記に該当しない多くのモデルは、確実に値下がりします。

とくに目立つのが、ボディタイプだとコンパクトカー、セダン、大型SUV、ミニバン。

メーカーだとアルファロメオ、シトロエン、ジャガーなどの欧州車、アメ車もジープ以外はほぼ全滅というイメージです。

ただし、故障しやすい、修理代が高いなどのイメージが先行している部分もあるため、逆を言えば、状態の良い中古車が安く買えるということでもあります。

つまり売る側のデメリットは買う側のメリットでもあるわけです。

 

値下がりしにくい外車を安く買うコツとは

値下がりが大きな輸入車を高く売ることは簡単ではありません。

しかし値下がりを最小限に食い止める方法はあります。

それはとってもシンプルです。新車も中古車もとにかく安く買うことです。

新車値引きの限界があるため、どうしても割高感は感じてしまいますが、中古車(新古車)として安く買えれば、売るときのデメリット(値下がり)を大幅に減らすことができます。

カーセンサーやグーネットで高く売られている外車も、じつは業者オークションでは、すごく安い金額で落札(仕入れ)されているんです。

外車の中古車を安く買いたいなら、まだ中古車市場には出てきていないタイミング、つまり業者オークションから直接探すことができれば、良質な中古車を安く買うことができるのです。

値下がりが気になって外車の購入を迷っているなら、なるべく値下がりの少ない外車を安く買い、売るときには徹底的に比較して高く売る。

これが外車を買って損をしない一番簡単で確実な方法です。

 

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