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Cクラスの買取価格相場【2022年最新版】

Cクラスはリセールバリューが高くない」こんな声を耳にすることがあります。

確かに『メルセデス・ベンツ』のモデルは、同クラスの国産車に比べて値下がりが大きいことが知られています。

しかし実際の買取価格を調べてみると、Cクラスのリセールバリューは意外と高いことがわかりました。

ではなぜ「高く売れない」と言われるのでしょうか?それには大きな理由があります。

ここでは、Cクラスの買取価格と下取り価格、グレード別のリセールバリューについて解説いたします。

そして、これらの調査からわかった“Cクラスを高く売る方法”についてご紹介したいと思います。

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Cクラスの買取相場と下取り相場

Cクラス(セダン・ステーションワゴン・クーペ)の2024年6月の買取価格と下取り価格を調査し比較しました。

(スマートフォンから見るときは横にスクロールして下さい。)

年式グレード走行距離買取価格下取り価格差額
2016年C200 ワゴン スポーツ0.4万km390万円375万円-15万円
2016年C220d AVG AMGライン0.2万km345万円300万円-45万円
2016年C180 AVG AMGライン0.9万km329万円260万円-69万円
2015年C250 スポーツ2.2万km332万円300万円-32万円
2015年C200 AVG AMGライン1.3万km314万円260万円-54万円
2014年C180 AVG2.1万km244万円215万円-29万円
2014年C180 ワゴン エディションC2.7万km190万円165万円-25万円
2014年C180 AVG2.6万km186万円165万円-21万円
2013年C180 ワゴン AVG3.9万km191万円150万円-41万円
2012年C350 BE AVG1.2万km224万円155万円-69万円
2012年C200 ワゴン BE AVG3.6万km157万円120万円-37万円
2012年C180 クーペ BE5.6万km129万円110万円-19万円
2011年C250 クーペ BE2.3万km150万円135万円-15万円
2011年C200 ワゴン BE AVG4.7万km124万円95万円-29万円
2010年C200 CGI BE AVG8.5万km111万円75万円-36万円
2010年C200 ワゴン CGI BE5.7万km95万円65万円-30万円
2009年C200 コンプレッサー AVG5.9万km76万円60万円-16万円
2008年C300 AVGS5.0万km98万円70万円-28万円
2008年C250 ワゴン AVG7.9万km87万円55万円-32万円
2007年C200 コンプレッサー AVG7.1万km67万円45万円-22万円
2006年C230 ワゴン AVG8.2万km22万円10万円-12万円

モデル・グレート表記について
【BE】ブルーエフィシェンシー、【AVG】アバンギャルド

Cクラスの買取相場は22万円~390万円、下取り相場は10~375万円でした。

買取価格と下取り価格の差額で最大69万円(最低12万円)となっています。

Cクラスの買取相場で目立ったのが“モデルチェンジによる変動が大きい”ことです。

とくに2014年のフルモデルチェンジによる影響は大きく、例えば『C180 アバンギャルド』は旧型(W204)と新型(W205)で買取価格にして70万円もの差が発生しています。

これが「Cクラスは高く売れない」といわれる最大の理由です。

今回のリセールバリューは2014年にモデルチェンジをした新型(W205)で計算していますが、同じ年式の旧型(W204)の残価率は15%も低くなります。

つまり、Cクラスは(メルセデス・ベンツ全般にいえますが)売却するタイミングによって、売却価格に大きな差があるモデルなのです。

 

Cクラスのリセールバリュー

メルセデス・ベンツ Cクラス

Cクラスのリセールバリュー率:50%

Cクラスの3年3万km前後時点での残価率は50%前後です。しかしあくまで平均であり、タイプやグレードにより差があります。

グレード別のリセールバリュー

モデル・グレード残価率
C180 アバンギャルド AMGライン55%
C250 スポーツ55%
C200 アバンギャルド AMGライン54%
C180 ワゴン スポーツ53%
C18051%
C200 ワゴン アバンギャルド48%
C200 アバンギャルド46%

高く売れるCクラスの条件としては、下記の3点がカギになります。

  • 排気量が小さいエンジン
  • “アバンギャルド”グレード
  • “AMGパッケージ”あり

タイプ別ではセダンのリセールバリューが最も高く、ステーションワゴンは5%前後減となります。(クーペは台数が少ないため不明。)

しかし旧型(W204)に関しては、タイプによる差が少なく、むしろステーションワゴンの買取価格が高めになっています。

 

Cクラスを高く売る方法

 

メルセデス・ベンツ Cクラス(W205)

Cクラスはディーラーの下取り価格が安く、買取店や専門店の買取価格との差額が大きいモデルです。

したがって、Cクラスを売るときにはディーラー下取りだけでなく、買取店での査定は必須といって良いでしょう。

ここでご紹介した買取相場はあくまで目安であり、車両の状態(走行距離やオプション)などによっても、実際の買取価格は大きく違うことがあります。

モデルチェンジが買取相場に与える影響も大きいため、売却を検討する際には一括査定などでリアルタイムの買取相場を調べておくことが大切です。

またCクラスは「年式が古くても走行距離が少ないと買取価格が高くなる」「旧型のステーションワゴンはリセールバリューが高い」などの特徴がありました。

このようなCクラス特有の傾向まで評価してもらうためには、買取店だけでなくベンツや輸入車の専門店など、複数の買取業者で査定をしてもらう。

これが“Cクラスを一番効率的に高く売る方法”です。

 

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