自動車を購入するときにここ最近一番気にされているのが燃費性能、ある程度の性能を持っていれば、それほど気にする必要ないと思うのですが、それが今の日本の自動車界の風潮となってしまったのです。
そういった目で見るとランドクルーザーはかなり不利な状態にあるといえます。
エンジンは4.6リッターという無駄ともいえる大排気量エンジンですし、軽自動車のような低燃費技術がたくさんつけられているわけではありません。
車両重量も軽く2トンを超えていますし、全高が高いため前面投影面積が広く空気抵抗も大きいですし、空力特性もあまりよくありません。
これで燃費がよかったら低燃費装備などは全くいらないといってもいいくらい悪い条件が重なっているのです。
数値としては最大で6.9km/Lというこの悪条件の中ではまずまずのものとなっているのですが、ランドクルーザーはこれでいいと思うのです。
燃費を気にするのであればハイブリッドカーや軽自動車に乗ればいいわけで、ランドクルーザーのような車をあえて選んだということをそれも覚悟の上というのが前提としてなければならないのと思うのです。
ガソリンタンクも93リッターも入りますから、燃費など気にせず走る車であってほしいと思います。